在宅やカフェ以外で仕事をする場所を探しているとき、「コワーキングスペース」という言葉を目にすることがあります。ただ、実際にどんな環境なのか、自分の働き方に合うのかまでは、想像しづらいかもしれません。
そこでこの記事では、コワーキングスペースの基本的な考え方から、特徴や他の作業場所との違い、メリット・デメリット、向き不向きの傾向、選び方のポイントまでを整理し、初めての方にも分かりやすく解説します。
小島美和私自身、オンライン事務代行として働くなかで、自宅以外に集中できる場所を探していたときに、コワーキングスペースを利用するようになりました。


小島 美和(佐藤 みなと)
合同会社あすだち 代表
事務歴15年以上。2021年に独立、幅広い業種の一人社長や個人事業主のサポートをしています。「仕事のていねいさ」「相談しやすさ」に定評。
限られた時間の中で最大の成果を出す「効率化」を重視し、お客様が本来の業務に集中できるよう、心強いパートナーとして伴走します。
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コワーキングスペースとは?


在宅やカフェ以外で仕事をしたいと考えたとき、選択肢のひとつになるのがコワーキングスペースです。
その理由は、Wi-Fi、電源、デスクなどがあらかじめ用意されており、カフェや仕事よりも仕事や作業に集中できる環境が整っているからです。利用時間や頻度に応じて、ドロップイン(単発利用)や月額プランなどを選べるのも特徴でしょう。
また、コワーキングスペースによっては法人登記できたり、一人社長や個人事業主などが事務所として利用することもできます。コワーキングスペースの活性化や会員同士の交流を図るため、イベントや交流会を開催しているケースもあり、用途の幅が広いです。
コワーキングスペースの3つの特徴


コワーキングスペースには、仕事や作業のしやすさを支える3つの特徴があります。
ここでは、初めて利用する人にも想像しやすいポイントに絞ってご紹介します。
特徴1:集中しやすい環境
一般的なコワーキングスペースでは、Wi-Fi完備、電源、作業用デスクなど、仕事に必要な設備があります。追加料金を支払えば、コピー複合機を利用できることも。カフェとは違って長時間利用ができ、周囲に気を配らずに作業に集中しやすい環境が整っています。
そのときの気分や体調に合わせて席を選べるので、集中力のレベルを均一にして高パフォーマンスを維持しやすくなることが期待できるでしょう。
特徴2:柔軟な利用スタイル
どのコワーキングスペースでも複数の利用プランが用意されており、自分の働き方に合わせやすいです。時間単位や1日単位で利用できる「ドロップイン」、定期的に使える「月額プラン」や「個室契約」などがあり、自在に利用スタイルを調整できます。
毎日通う必要はなく、在宅ワークの気分転換としても通えるので、コストの無駄を省けるのも魅力的でしょう。
特徴3:自分で調整できる人との距離感
コワーキングスペースによっては、会員同士の交流イベントや勉強会が開催されることもありますが、参加は任意で、無理に人と関わる必要はありません。集中したいときに集中して作業をし、必要に応じて交流もできる「ちょうどいい距離感」が保たれています。
コワーキングスペースと他の作業場所との違い


コワーキングスペースは仕事や作業に集中する目的の場所であるため、自宅、カフェ、レンタルオフィスとは、使い勝手や役割に明確な違いがあるのは言うまでもありません。
ここでは、自宅、カフェ、レンタルオフィスそれぞれとコワーキングスペースを比較し、違いについてご紹介します。
その1:自宅との違い
自宅は、移動の手間なく気軽に作業できますが、生活空間と仕事の境界があいまいになるのがデメリットでしょう。家事や生活音に気を取られやすく、集中力が続きづらいことがあります。
一方、コワーキングスペースでは、仕事(作業)専用の環境になり、自然と集中モードに切り替えやすいです。
その2:カフェとの違い
カフェは気分転換に向いていますが、周囲の会話や席の混雑、長時間利用への配慮が必要になります。電源の数が限られており、電源のある席は争奪戦になることが多く、時間を無駄にしてしまったと後悔することもあるでしょう。
コワーキングスペースなら、作業に適した環境と静かな環境が整っており、時間や周囲を気にせずに仕事に集中しやすいでしょう。
その3:レンタルオフィスとの違い
レンタルオフィスは専用スペースを確保できますが、契約期間に縛りがあり、コストの負担が大きくなりやすい傾向があります。コワーキングスペースは、共有空間を活用でき、必要なときに必要なぶんだけ利用できる柔軟さがあり、働き方に合わせて選びやすい点が異なります。
コワーキングスペースのメリット・デメリット


コワーキングスペースの良さは、環境を変えることで集中力が上がる人にとっては大きな武器になります。一方、静かな個室が必要な人にとっては、かえって使いづらく感じるかもしれません。
その理由は、メリットとデメリットが表裏一体だからです。Wi-Fi、電源、ですぐが整い自宅やカフェより集中しやすい環境ですが、利用には費用がかかります。また、人の目や気配によってほどよい緊張感ある状態は、集中しやすいと感じる人も落ち着かないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのため、コワーキングスペースの活用方法によって、その評価が分かれます。利用目的を明確に定めたうえで短時間利用から試し、自分の働き方に合うかどうかを見極めて利用可否を判断したいですね。
コワーキングスペースのメリット・デメリット
| 項目 | メリット | デメリット |
| 作業環境 | Wi-Fi・電源・デスクなどが整っており、仕事に集中しやすい | 周囲の音や人の気配が気になる場合がある |
| 利用のしやすさ | ドロップインや月額など、使い方が柔軟 | 利用頻度が高いとコストがかさむ |
| 気分・集中力 | 自宅より仕事モードに切り替えやすい | 環境に慣れるまで落ち着かないことがある |
| 人との距離感 | 必要に応じて交流もできる | 交流を求めない人には煩わしく感じる場合がある |
| コスト面 | オフィスを借りるより初期費用が少ない | 完全無料では使えない |
コワーキングスペースが向いている人・向いていない人


コワーキングスペースは、周囲に人の気配があるほうが作業に集中できるタイプの人には、コワーキングスペースは心地よい環境になります。反対に、音や視線に敏感な人は、静かな個室のほうが合うでしょう。
力を発揮できる環境は人によって違います。周囲に人がいることで集中力が高まる人もいれば、静かな個室でないと落ち着かない人もいます。環境の影響を受けやすいほど、向き不向きがはっきり分かれます。
はじめて利用する場合は、1~3時間ほどの短時間利用で試し、自分に合うかどうかを確認したいですね。コワーキングスペースごとに特色や雰囲気が異なるので、気になるところ2~3ヶ所を見て回るのもおすすめです。



私自身、在宅作業では気が散りやすいタイプなので、周囲に仕事をしている人がいる環境のほうが集中しやすく、コワーキングスペースは相性が良いと感じています。
コワーキングスペースの向いている人・向いていない人
| 項目 | 向いている人 | 向いていない人 |
| 集中のタイプ | 周囲に人がいる方が集中できる | 完全に静かな環境でないと集中できない |
| 働く場所の好み | 自宅以外で仕事モードに切り替えたい | 常に同じ場所で落ち着いて作業したい |
| 仕事内容 | PC作業・事務作業・資料作成が中心 | 電話・オンライン会議が頻繁にある |
| 環境へのこだわり | ある程度の共有空間でも問題ない | 個室や専用スペースが必須 |
| 働き方のスタイル | フリーランス・個人事業主・副業 | 常時フルリモートで完結できる人 |
失敗しにくいコワーキングスペースの選び方【チェックリスト】


コワーキングスペースは、設備や特色が施設ごとに大きく異なります。「なんとなく良さそう」と選ぶのではなく、自分の使い方に合っているかを確認することが、失敗を防ぐ近道です。
以下のチェックリストを参考に、候補のコワーキングスペースを選んでくださいね。
その1:通いやすい場所にあるか?
- 自宅や職場、最寄り駅から無理なく通える距離か
- 乗り換えや移動が負担にならないか
→ 短時間での利用が多い人ほど、「アクセスの良さ=使い続けられるかどうか」に直結します。
その2:利用頻度に合う料金プランか?
- 月に何回くらい行く予定か
- ドロップインと月額、どちらのコスパが良いか
→ プランを先に決めるより、使い方を想定してから料金を見る方が、失敗しにくくなります。
その3:作業に必要な設備が揃っているか?
- Wi-Fiは安定しているか
- 電源や席数は十分に用意されているか
- 長時間作業しても、疲れにくそうか
→ 可能であれば、見学や短時間利用で、実際の雰囲気を体感しておくと安心でしょう。
その4:オンライン会議や通話に対応できるか?
- 個室や通話可能スペースがあるか
- 周囲を気にせずに話せる環境か
→ 会議や通話が多い場合は、個々を妥協すると後悔しやすいです。
その5:施設の雰囲気が自分に合っているか?
- 静かに集中できそうか
- 交流が多すぎて疲れないか
- 利用者層に違和感はないか
→ 設備よりも、実は「空気感」が満足度を左右することも多いです。
まとめ


コワーキングスペースは、仕事をする環境を自分で選びたい人にとって、ひとつの現実的な選択肢です。
実際にコワーキングスペースを利用してみて感じるのは、「設備」よりも「環境」が仕事のしやすさに大きく影響するということです。設備の整った空間を必要なときだけ使える点は、自宅やカフェ、レンタルオフィスにはないバランスといえるでしょう。
ただし、すべての人に合う場所ではありません。だからこそ、まずは短時間の利用から試し、作業のしやすさや雰囲気が自分に合うかを確かめてみることが大切です。
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